文章を書く、本を読む

若い頃は、文章を書くことは、あまり好きではありませんでした。

 

今、こうしてブログを書いているのは、自分も成長した(歳をとった)ということかなと思います。

 

人によっても異なると思いますが、ある程度、歳をとると、自分が生きた証として、何か書き残したいと思うのかもしれません。

 

言葉(文章)の力は、若い頃から薄々感じていましたが、歳をとるほど、すごいものだと思います。

 

父親が存命中には、会うたびに本を読めと言われていました。

自分が、あまり本を読んでいなかった姿を見られてのことだとも思います。

 

今は、それを自分の子に言っていますが、実際に、本(文章)の力というのはすごく大きいです。

若い頃は、漫画やゲームが好きで、今でも好きですが、最近は、本の力の偉大さを実感しています。

今の時代、スマホタブレットで読んでもいいと思うので、若い人にこそ、本を読んでほしいと思います。

小難しい本でなくても、本屋大賞にノミネートされた本や、ミステリーでも、SFでも、最初はラノベでも、読みやすいものを読むと良いです。

 

ただ、書いた文章と、話した言葉は、また少し違います。

私が書いた文章を読んで期待した人物と、実際の私とは違うと思います。

また、私の文章と、私が話す言葉でも、同じ言葉でも違う印象を受けることがあるでしょう。

 

私は、もともと緊張しやすい方で、口下手なので、話し言葉では、思ったことが十分に伝えられないことがあります。

だからこそ、文章を書くことの意義があるとも思います。

 

背中で語る、というのも、かっこいいですし、行動で示すというのも大切でしょうが、実際に色々なことを話し、書いた方が、分かりやすく、より伝わりやすいということも多いと思います。

 

また、文章で書くと、一度書いたものでも、また読み返して書き直したり、思いついたことを書き足したりするので、より分かりやすくなるのかもしれません。

 

若くして亡くなった祖父は、若い頃、大手新聞社のエースと言われた新聞記者でした。

私もその遺伝子を少しでも受け継いで、人の心に響くような、というとおこがましいですが、少しでもいい文章が書けたらいいな、と思っています。

 

現在は、少しの方にでも、気軽に文章を読んでいただける、このようなツールがあり、時代の変遷を感じるととともに、ありがたく思います。

 

昔は、そのような場合、自費出版する人も多かったでしょうが、ほとんど人目に触れる機会はなかったと思います。

 

お付き合いいただける方には、大変感謝しています。

読んでいただいている方の数が増えると、すごく励みになります。

 

誰かに読んでいただけると思って、書き続けていると、少しずつ文も上手くなるのでは、と思いますので、気が向いた時にはお付き合いしていただけたら嬉しいです。