漫画、本、ドラマ

前回、本を読むことが大事です、どのジャンルでも良いです、と書きました。

 

それは、どんな本であっても、多かれ少なかれ、作家の気持ちが込められているからだと思います。

そして、読みやすい本を読み慣れたら、次には、少し難しい本にも進んでいくことができるようになると思います。

 

私は、子どもの時から大学生の時まで、本も好きでしたが、実は、漫画の方に時間をかけて読んでいました。

小学生の頃は、藤子不二雄先生の漫画を、一通り読みました。本当に、大好きでした。

特に、ドラえもんは、ボロボロになるまで、100回以上読んでいたと思います。

 

中学生の頃は、週刊少年ジャンプが全盛期で、私の世代は、ほぼ皆が読んでいたと思います。

当時の大人は、くだらない、と思っていたかもしれませんが、今の40代、50代の人は、それらの漫画が、自分の人生に影響を与えることもあった、ということが、よく分かると思います。

漫画とはいえ、単純に正義が勝てば良く、面白ければ良いというものではなく、そこには、様々な人間ドラマがあったと思います。

北斗の拳ジョジョシティハンターこち亀、そして、週刊少年サンデーやマガジンのスポーツ漫画なども良かったです。

私の世代で流行った、色々な不良学生の漫画からでも、何か感じるものがあったと思います。

漫画は、絵がある分、人の表情や感情が分かりやすく、子どもには、入りやすいのだと思います。

 

テレビドラマは、ある程度の時間は必要ですが、夜、リラックスしている時間に、気軽に見られるのは良いと思います。

最近は、週末に再放送やダイジェストがあり、全て見られなくても大体のストーリーが分かります。

様々な個性と、魅力のある俳優さんが出ていると思うと、見てみようかと思います。

特に、木村拓哉さんは、自分と同じ歳とは思えず、毎回、すごいな、と感服しています。

今の、ボクシングのドラマも見ていますが、うーん、かっこいい、と思ってしまいます。

少し上の年代では、渡辺謙さんが好きで、「独眼竜正宗」はビデオに録画して見て、主題歌をテープレコーダーに録音して、繰り返し聞いていました。

 

映画もいいと思いますが、ドラマより時間が必要なので、それほど多くは見ていないです。

ただ、素晴らしい映画も多いと思いますので、今後、少しずつ見ていきたいなと思っています。

 

本は、文章で詳しく描写しているので、絵ではくみ取れなかった、感情の機微も分かる場合があります。

私は、少し鈍い方なので、特に2時間などに凝縮された映画では、細かい描写について、何だったんだろう?と意味が分からないことも多いのですが、文章で原作を読むとよく分かることがあります。

 

どのジャンルでも良いと思いますが、多種多様な人間ドラマに触れて、共感し、それぞれの人生を追体験することで、より人のことが分かるようになり、人に優しくできるのではないでしょうか。

 

多くの人が、すでに分かっていることだと思いますが、海外の、一部の頑なになっている人たちにも分かってくれたらよいのに、と心から思います。